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2019.10.17 その他
【グローバル通信 vol11】日本向け介護人材育成学校設立:キックオフミーティング

ハノイ最大規模の日本式老人病院建設と日本向け介護人材育成学校設立にあたり、日越関係者合同のキックオフミーティングを開催いたしました。

 本プロジェクトは、ベトナム医療省や労働省などベトナム行政機関のご協力やベトナム投資家の皆様からバックアップを受け、ベトナム政府管轄のハノイ中央総合病院であるNational Geriatric Hospitalが主体となり、ハノイ市内の30ヘクタールの土地を活用した大規模プロジェクトです。

社会福祉法人天佑会の飯田理事長と吉永部長、株式会社ミクセルの島社長に日本側のパートナーとしてご参加いただき、様々なアドバイスや意見交換を頂きました。
飯田理事長の介護職サービスのあり方、理念と思想はとても感銘を受けました。天佑会のような介護施設が日本だけではなく、ベトナム、そして世界にも生まれることを心から願っています。

日本で介護職を目指すベトナム人は学校入学にあたり自己資金を事前に準備することなく、日本の介護施設に就職するために必要な語学や介護基礎教育が受けられ、資格を取り、日本で働けるシステムになります。

年間3,000名規模のベトナム人介護人材を、日本でも給与水準や教育環境の整ったサービス力の高い介護施設のみへご紹介できる仕組みで、日本で介護職の経験を積んだベトナム人介護人材はベトナム帰国後もベトナム国内の医療機関や老人ホームでキャリアを活かせる両国の社会発展に寄与できる継続可能なビジネスモデルへと、数年をかけて醸成していく方針です。

ベトナムはもちろん、今後世界で避けられない少子高齢化の波を日本がどう乗り越えていくかは世界各国から注目されています。
日本に課せられた日本人であるからこそ解決できる全世界を救う社会的使命だと感じています。

私たちウォンズベトナムは、今後も日本が誇る素晴らしいサービスや技術、ホスピタリティを世界へプロデュースし、両国の社会発展と、より幸せな社会づくりに貢献していきます。